IoTがなくても品質向上はできたと思う
ただ、実現には100年かかるでしょうね 🎥

「経験や勘に頼るこれまでのやり方では、古くから伝わってきた玉露づくりの技術が途絶えてしまう」。将来の茶栽培に危機感を募らせていた八女茶生産者と、茶葉の栽培・加工などの試験研究を行う福岡県農林業総合試験場八女分場は昨年10月、カメラや温度センサーなどのIT機器を活用した茶葉の栽培技術の確立を目的に「八女伝統本玉露IoTシステム開発・実証事業」をスタートした。
地域ブランド「八女伝統本玉露」の一層の発展を目指し、効率的で客観性のある茶生産技術の確立を目指そうという試みだ。 実験を重ねるに従い、これまで伝えられてきた茶葉の栽培技術の一端がデータ化され、高品質な茶葉を効率的に生産できる仕組みが次第に明らかになりつつあるという。 IoT導入により茶栽培の今後がどう変わっていくのか、高齢化、後継者不足への対応は。IoTによる実証事業を主導する福岡県農林業総合試験場の角重和浩八女分場長に話を聞いた。

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