今回はちょっとライトネタですが、地味に使えるChatter技のご紹介です。 それも特に小難しい技は一切使いません。知ってるようで知らない小ネタ、 「レコードへChatter投稿した際にChatterグループへメンションしてみたところへ コメントしたらどうなるの?」について実験してみたいと思います。
準備する環境としてもいたってシンプル。以下の2つがあればOKです。
1.オブジェクトレコードデータ ⇒今回は取引先を使います。
2.Chatterグループ ⇒今回は「クレーム共有グループ」を使います。
では早速やってみましょう!
【STEP1】レコードフィードへ投稿
まず 取引先「フォレスト株式会社」のレコードのフィードで Chatter投稿を行います。その際 メンション「@クレーム共有グループ」を 忘れないようにしてください。
【STEP2】Chatterグループ側で確認
ここは特に驚くこともなく先ほど投稿した内容がメンションしたグループへ投稿されていることを確認できました。
【STEP3】レコードフィード投稿にコメント
さてここからが実験も山場です。
【STEP1】の投稿にコメントをしてみましょう。
【STEP4】Chatterグループ側を再度確認
結果なんと【STEP3】でコメントした内容がそのままChatterグループへ引き継がれ見ることができるようになりました。
【STEP5】Chatterグループ側から逆にコメントを返してみる
ご想像通りだとは思いますが、あとの流れは以下の通りレコードフィードとメンションをあてたChatterグループとで投稿・コメントが同期されることが確認できました。
いかがだったでしょうか。
普段あまり意識せずにレコードフィードをお使いの方もいらっしゃるかと思いますが Chatterグループへのメンションを運用で上手く利用することで お客さまからのクレームやお褒めの言葉、慶弔事などを 取引先へも残しつつ、Chatterグループへも同期させて共有することができるといった 便利な使い方ができるかと思います。
似たようなことはタグを利用することでも 再現出来ますが、それよりユーザにより分かりやすい使い方になるのではないでしょうか。
こちら10/28の中村の技術ブログ「 プロセスビルダーでのChatter投稿をもっと便利に!」を利用した 合わせ技やChatterアクションを利用することで自動的にChatterグループメンションしていくと 情報共有がよりスムーズに進むことになると思いますよ。
何かとバタバタと忙しい毎日ですので、Chatterでどんどんやり取りして スムーズかつ楽しくお仕事はかどらせちゃって下さいね。