「営業会議で商談レポートを見ながら直接レポートで編集できれば良いな」
「自分が担当する管理レポートを直接更新できたら手間がなくなるのに」
リストビューのように編集できたら便利ですよね。実は、レポートでも直接編集できるようになったのです!*一部サポートされていないパターンあり
レポートで直接編集できると、クリックして何度も画面を移動することなく、現在位置のままレポートの更新をより効率的に行うことができますね♪
今回は「レポートのインライン編集」についてご紹介いたします^^
これで会議もスムーズに!レポートで直接編集する方法
レポートのインライン編集機能はSummer’21バージョンアップでベータ版として登場しました。それ以降、Winter’22、Spring’22と機能強化されております。今後も楽しみですね^^
【Summer’21】(ベータ版)レポートでのインライン編集が可能に。
サポートされている項目データ型:テキスト、数値、チェックボックス項目
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【 Winter’22 】(ベータ版)日付、 選択リスト、参照項目をインラインで 編集可能
サポートされている項目データ型:テキスト、数値、チェックボックス、日付、 選択リスト、参照項目
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【 Spring’22 】(ベータ版)レポート複数行にある複数項目をワンクリックで変更保存可能
サポートされている項目データ型:テキスト、数値、チェックボックス、日付、 選択リスト、参照項目
レポートのインライン編集の準備をする
レポートのインライン編集をするには、設定で有効化が必要です。※以前は有効化には問い合わせして申請が必要でしたが、現在は問い合わせ不要で設定可能です。
- Salesforce画面右上の歯車マーク>設定をクリック
- 設定ページ[ホーム]タブの機能設定>分析>レポート&ダッシュボード>レポートおよびダッシュボードの設定をクリック
- ユーザインターフェースのチェック項目「レポートでのインライン編集を有効化(Lightning Experience のみ)(ベータ)」にチェックを付ける
- [保存]をクリック →準備完了!
レポートを編集してみよう!
さあ、早速編集してみましょう^^
- 編集したいレポートを開く
- 編集したい項目にカーソルを当てる※マトリックス形式(行・列グループ化)の場合は詳細行
- 表示された鉛筆マークをクリック※錠マークの場合は編集不可
- 項目内容を編集
- [適用]ボタンをクリック
- 編集が完了したら最後に[保存]ボタンをクリック
インライン編集できないものってあるの?
レポートのインライン編集機能では、どの項目も編集できるわけではありません。サポートされていないパターンもありますのでご注意ください><
次の項目および項目種別では、インライン編集はサポートされていません。
・ToDo オブジェクトと行動オブジェクトの項目
・所有者項目
・[レコード ID] や [作成日] などのシステム項目
・名前項目や住所項目などの複合項目
・暗号化されたテキスト項目
・数式項目
・多態的な項目
・標準項目種別 (自動採番、積み上げ集計、レコードタイプ、主従関係、ロングテキストエリア、リッチテキスト、階層)
・レコードタイプのない Salesforce オブジェクトの項目項目でインライン編集がサポートされているかどうかは、他の要素でも決まります。
・オブジェクト権限: ユーザのプロファイルには、列の取得元のオブジェクトへの編集アクセス権が含まれている必要があります。
項目レベルセキュリティ: ユーザのプロファイルには、列が関連付けられている項目への編集アクセス権が含まれている必要があります。
・ページレイアウト: オブジェクトとユーザのプロファイルに関連付けられたページレイアウトには項目が含まれている必要があり、項目を参照のみとしてマークすることはできません。(参照元)Salesforceヘルプページ
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=release-notes.rn_rd_reports_inline_editing.htm&type=5&release=234
以上、「レポートのインライン編集」についてでした。
とても便利な機能ですのでぜひお試しくださいませ^^