機械・設備の改善点が明らかになり、
トラブルを未然に防ぐことも可能になりました

2010年、宮崎県下で猛威を振るった口蹄疫で、飼育する豚全てを失うという大きな被害を受けた㈲協同ファーム(宮崎県児湯郡川南町)の日高社長。あまりの被害の大きさに、養豚業を断念する農家が相次ぐ中、徹底した衛生管理で二度と豚が病気で死ぬことのない養豚業を目指し、再びゼロから事業を再建。努力の末、宮崎県畜産共進会グランドチャンピオン3度受賞の偉業を達成する。
安全でより高い品質の豚肉生産に向け、同社では現在IoTを駆使した新たな養豚業の実現に乗り出そうとしている。業界関係者はもとより、地元自治体も同社の先進的な取り組みに大きな期待を寄せている。来年5月の新豚舎完成を機にIoT化を加速する日高社長に、目指す養豚事業の未来、同社が取り組むInternet of 豚舎(IoT)について聞いた。

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